PATM(パトム) 体臭の悩み 化学物質過敏症

化学物質過敏症の割合と症状例からPATMを考える2

2017年11月2日

PATMと化学物質過敏症の割合と症状

前回は、PATMと化学物質過敏症を取り巻く環境の違いと、私の怨嗟の声に終始してしまいましたが、気を取り直して、しっかり考察していきたいと思います。

化学物質過敏症の人ってどれくらい居る?

さて、化学物質に激しく反応してしまう人は、日本人のうち、どれくらいいるのか? という統計的資料の開示から始めましょうか。ずいぶん古い資料で申し訳ないのですが、こういう資料って在りものを転載する以外は方法が無いので、ご容赦くださいね。日本でそういう統計をしてみた例は、私の知る限りでは2例だけ。

仙台での調査

一件は仙台で行われた例として書かれていますが、人口に対し、化学物質過敏症である可能性が高い比率は5~6%、可能性がある比率は7~13%となっています。

全国での調査

また別な調査では、これは全国で調べたことになっていますが、可能性が高い人の比率が0.74%で可能性がある人は2.1%となっています。どちらも調査時期は2000年となっています。

アメリカでの調査

アメリカでも同様の調査が行われています。カルフォルニア州で1995~96年に行われた調査では、MCS(つまり化学物質過敏症です)または環境病(これの定義は分かりません)である人の比率は6%であり、日常的な化学物質に過敏な人は16%となっています。同様のニューメキシコ州の調査では前者が2%、後者が16%となっています。別の統計ですが、ノースカロライナ州のケースでは、人口のうち13.9%の人がMSCであるとの結果でした。

日本とアメリカの違い

日本の調査では、一方がある大学教授およびその研究メンバーだと思いますがその人たちの成果であり、もう一方が国立保健医療科学院のとある大学の教授の成果となっています。アメリカのケースでは米政府(スゲェ!)と米医学アカデミーの調査であり、もう一方はなんだか分かりません。つまり、かなりの権威筋が調べた結果であるという事。

にも拘わらず、それぞれずいぶん数値に違いがありますね。まあアメリカは置いといて、日本だけしっかり検証してみることにしても、化学物質過敏症の可能性が高い人の人口比率は0.74%~7%もいて、可能性がある人は2.1%~13%もいるんですって! ビックリ!

体臭クリーニングの見解

ココからは、私の想像ですが、まあ、日本人のうち100人に一人は化学物質過敏症であっても不思議はありません。これはPATMと同じで、都市部と田舎で差が出ないと思います。もちろん、食生活や日用雑貨品の売れ筋などで比較をしていけば、結果は違うでしょうが、私の所のデータ上では、都市部も田舎も、人口比率以上の差は無いと思います。

というのも、PATMがあるところ、激しく反応される相手方アリということになり、その結果は前期の通りであるという話。但し、まだ500ユーザー中の話ですから、もっとデータを積み上げていけば変わってくるかもしれません。が、1%というのが、妥当なところではないでしょうか? ここで書き加える必要のある話ではないかも知れませんが、多分の話、PATM症状を持つ人も全人口中1%くらいと予想しています。これも私の予想以外の何物でもありませんが、学校の話を聞くとそんな予想がたちます。これは追って報告します。

さて、化学物質過敏症の方々の症状について説明致します。

 

クシャミ・鼻啜り・咳き込みは軽症!

私は、軽い粘膜性のアレルギーを持っています。花粉症でもある。春よりも秋の稲刈り時期の花粉症が重症。多分、ブタクサでしょう。東京にいるときはあまり症状が出ませんからね。他にハウスダストや猫の毛アレルギーもあります。実家には3匹の猫ちゃんがいて、滞在中は錠剤のアレロックが欠かせません。

アレロックと言えば、私の感想にすぎませんが、やはりジェネリック薬品は本物と違いますね。アレロックは効くけれど、代替薬品は全く効かないんですよ、ワタシ。アレルギー薬だけは、その効果のほどが一撃で見抜けますね。だからなんでもジェネリックでOKと思わない方が良いですね。

これについては、理由が分かります。前にブライダル衣装のメンテナンスをやっていた時に、ある洗剤を成分分析して、全く同じ組成で作りました。しかし、同じポリオキシアルキレンアルキルエーテル(界面活性剤成分です)でも、メーカーによって性能が全く違って、片方は飽水性が高く、他方はそうではなかった。それぞれで作った、全く同じ組成(とMSCS上では言える)のモノでも、使い勝手、効果が全く違ったということがありました。こういうことが、医薬品でも起こり得るだろうな、というのが私の見解。

さて前置きが長くなりましたが、化学物質過敏症の症状は、軽いものは、

【軽いケース】

  • 目がちかちかする
  • 鼻水、鼻詰まり
  • 喉がイガイガするから始まる

【重いケース】

  • モノが二重に見えたり、視界異常が起こる
  • 鼻血が出る
  • 耳鳴り、聴力異常が起こる
  • 口の中がただれたり、声がかすれたりする

とか、PATMの方が相手方の反応としてなじみのある事態の、重症的な反応も起こるそうです。また消化器や腎臓や泌尿器、果ては筋肉や婦人科系の不調も様々。もちろん、咳やくしゃみ等から始まる呼吸器系も、息がしにくいとか、胸が痛いとか、ホントに病気らしい症状も多いらしく、その状態は人それぞれです。

あるPATM症状の方の事例

私の所のあるユーザーさんは、自己中毒性PATMだったのですが、仕事はなんとか行けるけど、休みの日は体がだるくて、動けない。筋肉や膝が痛いとも言っていました。もちろん、くしゃみや咳、目やに、皮膚のかゆみなどの、軽微な(とは言えないかも知れませんが)症状にも毎日悩まされていました。

私は、初めてその話を聞いたときに「それは大げさですよ。でなければ風邪ひいているのでは?」と言ってしまった覚えがあります。けれど、こうして化学物質過敏症の症状を考察してみれば、彼女が嘘を言っていたわけでもなく、風邪をひいていたわけでもなかったのかな、と理解できるようになりました。彼女は、体臭検査を受けていただいて、その後もアドバイスし続けた結果、今は自己中毒症もかなり軽減し、周りの反応にも悩まされなくなっています。

 

まとめ

化学物質過敏症全般を読み解こうと思うと、話がずれてくるので、症状の羅列はこの辺で止めておきますが、仮に化学物質過敏症の方が相手だとすると、アナタのPATM症状は、相手方にとってかなりつらいはずです。鼻啜りやくしゃみ程度なら、良い(とは言えませんが)かも知れません、というより私の指示で改善できると思いますが、頭痛を訴える・激しい咳き込み等の体調不良が見られるようになったら、アナタのPATM改善と共に、相手方の化学物質過敏症改善も同時に求めて行かないと、解決しないかも知れません。

次回は、化学物質過敏症の人は、アナタが揮発させている何に対して反応しているのか、を考察していきましょう。

PATM特集ページはこちら!

-PATM(パトム), 体臭の悩み, 化学物質過敏症

Copyright© ニオイ博士の体臭に負けるな!ブログ , 2020 All Rights Reserved.