PATM(パトム) 新しい体臭 話題の体臭

【体臭/病気なのか】PATM(パトム)とは何かを専門家視点で考察

更新日:


【2018/9/8更新】PATMの内容を大きく分かりやすく変更いたしました。

世界仰天ニュースをきっかけに世間に一気に広まった

2018年3月に中居君と鶴瓶さんの仰天ニュースで取り上げられてから、PATM(パトム)という現象が広く世間一般に知られるようになりました。あの番組の中の内容には違和感を覚えましたし、なにより「PATMのことを番組前から知っていたPATM症状に悩んでいる人」には「周りのくしゃみや鼻啜りの原因が自分だという事がバレてしまう…」と恐怖を感じたことでしょう。

ニオイの自覚が無いのに周りの人が咳き込んだり、鼻をすすったり・・・

PATMによる咳・鼻水

半面「なんで俺の周りの人は鼻啜りばっかりするんだ?」という、「番組放送時点でPATMという言葉さえ知らないで、わけのわからない状態に悩んでいた人」には、目が覚めるような番組だったのではないでしょうか? 実際、当社の検査ユーザーさんのうち、「PATM」という言葉を知らない、なぜ反応されるのか皆目見当がつかない、という「刺激感物質発露」のある人の割合は、3割にも上ります。

だから世間的に認知が上がる、という事は悪いことではないかもしれない。けれど「PATMには体の中からの決定的な解決策が無い」という現実もある。だから「その現象が自分にある」ということを本人自身が知る事って、本当に良いことなのか…と私は思いました。 けれど、やみくもに間違った情報を鵜呑みにする人が多い、この現象。やはり正面から向き合わないと解決の糸口さえ掴めないのだから、やはり真実を知るべきなのかも知れません。

実はまだあるその他の症状

番組では、鼻啜り、咳き込みなどの現象がフューチャーされていましたが、当社のユーザーさんでは刺激感物質に対する他人の反応を様々に報告しています。くしゃみや目を擦る、痒がるなどの外的なモノが多いのですが、

見逃せないのが

  • 「酔ったような感じになる」
  • 「気分が悪くなる」
  • 「頭が痛くなる」

と言われてしまうという事例。

私のところの感応検査をするスタッフも、PATMが疑われてるユーザーさんの私物感応時に、よくそれを口にします。こういう現象だけだと、自分自身が原因であると知るのには相当な時間がかかると思います。

また

  • 「人の体臭っぽくない」
  • 「薬品のような臭い」
  • 「焦げ臭い」
  • 「埃っぽい」
  • 「樟脳のようなニオイ」

等、いわゆる汗臭さやワキガ臭、油臭さとは違う、異質な臭いを伴う場合も多い。こういうニオイが伴うのか、或いは刺激感だけが伝わるのかは分泌物種類及びその分泌量次第なのですが、本人はニオイについての自覚が無い…場合が多い。

 

PATMの確認方法(体臭クリーニングの場合)

PATMの改善方法

順番に説明していく必要があると思います。まず私の所で調べられるのは「忌避(きひ)される体臭がある⇔忌避される体臭は無い」という区分。

※因みに忌避(きひ)とは「きらって避けること」という意味合いがあります。

それを明確にするために機械検査を通じての原因物質特定と「人がどう感じるか」を調べる、いわゆる官能検査を行います。結果は、一般の人々にも分かりやすい明確な表現でお伝えしています。

PATM検査結果を分かりやすく伝える

例えば

「女の子らしい甘酸っぱい汗のニオイ」

「青臭さのある、サラダ油のようなニオイ」

「桃のような甘いニオイ」

「灯油のニオイ」

「スーパーのお惣菜コーナーで感じる、使い古して酸っぱくなった酸敗油臭」

「香料が入っていない化粧品の脂臭さ」

「お酢のような酸っぱさ」

等など。ユーザーの特徴によって表現を変えています。

検査後の変化

体臭検査を受けると、その後の展開は2通りです。

体臭が人並み以下なのに、自分はクサイと疑っていただけのユーザーは、検査結果を受けて、スグにクヨクヨしない人生に踏み出す。

対照的に同性同年代と比べて体臭が強いとかワキガ症である等、体臭問題と向き合わなければならないユーザーは当社と長いお付き合いとなり、頑張ってその悩みを克服する。という道筋を辿ります。

 

自己臭恐怖症の方に対してのアプローチ

PATMの自己臭恐怖症へのアプローチ

忌避される体臭が無い、或いは同性同年代と比べて体臭がヒドイとは言えないのに悩んでいる人。これが「自己臭恐怖症」

その方たちには、まず数値的データを提示して、ご自身の状況が決して悪くないという事をお知らせし、尚且つ、

  1. 今後悪化しないように生活面や食生活面でのアドバイス
  2. カラダや頭の洗い方やケアの方法の個別指導とアイテム提供を通じて、常に良い体臭状態をキープして貰う
  3. 通常は洗濯に問題がある場合が多いので、その指導やアイテムを提供する

という3つの(具体的に言えばもっと多くの)改善方法を提示します。

じつのところ、これはひとえに心のケアです。

「ここまでやっているのだから大丈夫!」

と自信を持つこと。それがユーザーの人生に対して新たな局面、つまり素晴らしい人生の始まりを約束します。

実際に、自己臭恐怖症のユーザーは、検査⇒アイテム使用を含めた改善策の実施で、短期間に当社を「卒業」していきます。そして、その中には「周りの人に鼻啜りされている」と思い込んでいる人もいる。PATM恐怖症或いは自己刺激感恐怖症とでも言いたくなるような状況です。この比率も実は高い。PATMであるか、そうでないかは、自分で判定するのは難しい。また分析だけ、或いはお医者さんがそう言ったから、というのも怪しい…

全くの第三者(つまり当社の感応検査専門スタッフですね)が感応して刺激感が無いことを確かめて、更に物質分析して第三者に反応を起こさせるような物質の検出(同時に分泌物のボリュームが周りに届く量かどうかも大事なポイント)が無い、となれば、アナタはPATMではなく、PATM恐怖症という事になります。仮に今現在、周りの反応に悩まされているのが事実だとしても、カスタムメイド洗剤で蓄積している刺激感物質を衣類から完璧に取り除けば、簡単に反応が半減します。

 

PATM(パトム)これは病気なのか?

People are Allergic To Me

直訳すれば「人々のアレルギー源である私」。切ない名前ですね。他になかったのかなぁ? パトムはあくまで相手が在ってのモノ。つまり、仮にあなたの体臭成分に刺激感物質が含まれていても、反応しない人は反応しない。だから刺激感物質の発露がある側ばかりを責めるのもどうかと思っちゃう、ってネーミングです。

例えば、花粉症は病名ですよね。それも鼻水垂らすヒト側の病名。杉の木は花粉症なわけではない。その伝で行けば、PATM物質に反応する側が病気であって、PATM物質を発露する側が病気なわけじゃない。だからユーザーさんが「PATMなんていう訳のわからない病気にかかって…シクシク」と言うと、私は「PATMは病気ではありません」と言います。まあ私がそう言ったからって、そのユーザーさんの悩みが解決するわけでもなく、単なる言葉の問題ではありますが… けれどPATMは病気ではない、と私は思います。ああ、だけど病気という認識が無いと、この現象の研究をする人が増えていかないか…それも困る。

さて、なんで私が病気ではない、と考えるのかというと… だって、酸っぱいニオイや油臭は誰でも発露するでしょ? もちろんいつもとは言いませんし、ここ暫くはそういう体臭が無い、とおっしゃるアナタも間違ってはいない。

けれど、PATM物質だって、単なる体液の揮発です。皮膚ガスなんて御大層な言い方をしても、所詮は分泌物の揮発。それは汗が乾いていく、皮脂が揮発するという現象のうちの一つという事。…しかし、それが分かっても、悩みの解決には至らない…なんだか今回は、この話の流れが多いですね。

 

PATMかどうか。それは分泌物の種類が分ける。

体臭クリーニングのサイトを開設してから、はや丸2年が経ちました。今ではもう1100人分以上のデータがあり、明らかにPATMと言えそうなユーザーさんが200人分程度、そうまでは言えないけれど、刺激感の発露があって尚且つ該当する物質が僅かでもあるという人のデータも同じくらいあります。私自身、PATMの実情も、だいぶ分かってきました。

PATMの物質一覧

まあ、大まかに分けると

  1. 芳香族炭化水素を含む炭化水素類
  2. 不飽和アルデヒドを含むアルデヒド類
  3. 高級アルコール~2級アルコールまでを含むアルコール類
  4. エノン類を含むケトン類
  5. シクロヘキセン類
  6. シクロヘキサン類

に分けることが出来ます。

アルデヒド類としては特定悪臭物質でもあるプロピオンアルデヒドやイソブチルアルデヒド、メタクロレインなど。アルコール類では2-エチルヘキサノールが有名ですが、他にシクロヘキサノールなど。炭化水素ではトルエンやキシレン、2.2.4.6.6- ペンタメチルヘプタン等、ケトン類ではアセトンやメチルエチルケトン等と、私は様々な物質を特定しています。実のところ、有名なトルエンやキシレン等の炭化水素よりも特定悪臭物質を含んでいるアルデヒド類の方が始末が悪い、というのが私の率直な意見です。アルデヒド類は代謝の際に体内で生成される可能性があり(実はトルエンも体内で作られる可能性もありますが)どちらかというと外的要因の取り込みが発生原因と思われる炭化水素類よりも検出頻度が高い。

もしアルデヒド類の方がPATM発生に対する貢献度(こういう言い方で良いのか?)が高いのだとすれば、これはお医者さん関係の研究が功を奏す可能性が高い。ハッキリ言って私では役不足ですな。つまり、どういう条件が整えば刺激感のあるアルデヒドが体内で生成されるのか、という話になり、そのメカニズムの解明が根治の道を拓く、となるわけで…

 

ユーザーさんのやりとり事例

毎日のようにPATMの疑いがある方からお問い合わせをいただきます。

その中で実際のやり取りや改善提案の一例を別記事で書いていますのでこちらもご参考下さい。

 

PATMでお悩みの方へ

まだまだ分からないことだらけのこの現象ですが、当社では「アナタが分泌する物質のうち、コレとコレとコレが周りの人に反応を起こさせる可能性があります」という形で、PATM反応の原因物質を明確にお伝えします。

またそれらの刺激感物質が衣類や表皮に蓄積して「全体としての刺激感物質の総量」を増やしているから反応がたくさんあるわけなので、衣類に蓄積している刺激感物質を完璧に除去するカスタムメイドの洗剤と適切な洗濯方法を提供し、また刺激感物質除去が行える適切な石鹸と、その使い方も提供します。それらの対処法をシッカリ行うだけで反応は半減します。まずは半減が目標。あとは体質改善ですが、PATMを見てくれる病院に何年も通って、ちっとも良くならないというユーザーさんが多くいるこの現象、体質改善には時間がかかります。様々な体質改善策をご提案しますが、完全に反応が無くなるまで、じっくり腰を据えて頑張るしかありません。

そのためには、まず本当にPATMなのか? もしPATMであるのなら、その原因物質は何なのか? いったい体のどの部位からPATM物質は発露しているのか? を知らなければなりません。そのためのPATM検査です。なるべく急いで結果を出しますので、勇気を出して、本当のことを知りましょう。

 

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