PATM(パトム) 体臭の悩み 化学物質過敏症

化学物質過敏症の割合と症状例からPATMを考える4

2017年11月16日

PATMと化学物質過敏症の割合と症状

 

毒と明記してあるもの、ないもの

私が一番の得意として製造しているアイテムは、洗剤と消臭剤です。体臭クリーニングのユーザーさんにはカスタムメイドの洗濯洗剤を提供していますが、実は消臭剤もいろいろ作ってます。ホントに効果のある消臭剤を作るというのは、なかなか難しいものです。というのも洗剤は「洗浄」という行為が付きものなわけで、必ず洗い流しますね? ということは、最後は全ての成分が脱落しますし、もともと何がついていようと、最後は水道水程度の弱酸性に落ち着く。何がって、衣類がです。極端にアルカリ性だったり、酸性だったりすると、人はその衣類を長く着ていることは出来ません。肌を傷めたり、衣類を傷めたりするから。

その意味で洗剤では、思いっきり消臭に打ち込めます。もちろん、私は危険な薬品なんて使ってません。基本的には植物由来成分か、食品添加物に使える安全性の高いもの、残留しても体に害がないものだけを選んで、カスタムメイド洗剤やその他の商材を作っています。

pHについては成分によってまちまちになり、それを衣類に残しておくことが悪いというのは書いた通り。それを考えて作らなければならないのが消臭剤。消臭剤はスグに洗い流すわけではないですからね! だからカスタムメイド消臭剤は、よほど困っているユーザーさんに対してだけ特別に作るだけにしています。長々書いてますが、何の説明かというと、私が作っているものは洗剤も消臭剤も雑貨に該当するモノであるという事です。雑貨類は品質表示法での縛りもかなり甘い。

それが何? と言われそうですが、例えば、当たり前に使っている殺虫剤には、ある種の規定があって、危険とかの明記義務があるし、食品にもそれなりの添加物表示義務があるけれど、雑貨はあいまいな点が多いから気を付けてほしいという事。次の話は、市販されている様々なアイテムについてです。

 

化学物質過敏症の反応を引き起こすアイテム

こう書くと、うちのユーザーさんでも「俺、関係ないや、PATMだけど自家中毒じゃないし…」とか言いそうですが、違います。ここは非常に大事。化学物質過敏症を引き起こすアイテムは「体内に取り込まれる恐れのあるアイテム」なわけで、これは反対側か見ると「あなたから揮発してPATMの症状を引き起こすアイテム」でもあるからです。だから、これらのアイテムの構成物質を体内に取り込まない努力がPATMの改善につながる可能性が高い、ということになります。ちなみにこのデータは、横浜国立大学の教授とCS支援センター(覚えてますか? 化学物質過敏症の方には強い味方が居るのですよ)の合同調査の結果だそうです。

化学物質過敏症を発症している方のうち、90%以上に症状が出るアイテム

家庭用殺虫剤・殺菌・防虫剤類

化学物質過敏症を発症している方のうち、80%以上に症状が出るアイテム

香水・化粧品関連用品・洗剤(衣類用・住居用の洗剤・洗浄剤)・防臭剤・消臭剤・芳香剤類・タバコの煙・シャンプー・ボディーケア用品・灯油などの燃料類・油性のペン類・印刷物のインキ及び紙

どうですか? もちろん、真正の化学物質過敏症の方でのデータですので、これをそうでない人たちに落とし込むのは無茶な話ではありますが、実際に、洗剤もボールペンも使えないという生活を送っておられる患者さんも実在しているのです。そして、何回か前に書いたブログ内の資料で「公的機関の調べでも全人口のうち2%程度は真正の化学物質過敏症である」と予想されていましたよね? このことを考え合わせると…恐ろしい話ですよね。

そして恐ろしいことがもう一つ。この化学物質過敏症と言われる反応タイプの症状は、PATMで悩んでいる方の相手方(あなたが原因のひとつで、くしゃみや鼻啜りをする方)と、何ら変わりのない日本人であり、要は反応強度の違いしかない、という事実です。

 

PATMの方が使うべきでないアイテム

長い間、どのような生活をしてきたかという事と、PATMや化学物質過敏症を発症するという事には、密接な関係があるように思います。だからPATMに関して言えば、そういう反応される物質を分泌しなくなるまでには、時間が掛かると思います。何故なら、長年の間に体に蓄積したモノを排出しきらなければ、分泌揮発は治まらないのだけれど、それは蓄積した時間ほどではないけれど、そんな短い時間で完全排出できるわけではないという事の他に、普通に日本国内で暮らしていれば、そういう毒を毎日取り込んでしまうことも止めることが出来ないからです。生きている限りは。

それでも、周りの反応の原因となる物質を遠ざけること、表皮上や衣類に蓄積させない事だけで劇的に改善する場合もあります。まずは、アナタの改善すべき生活上の問題点が何なのかを、そして問題物質を明らかにしましょう。そこから改善が始まります。使うべきでないアイテムは、アナタの申告されたライフスタイルの精査とガスクロマトグラムの分析で明らかになると思います。

アナタが一日でも早く周りの反応を気にしないで生活できるようにアドバイスさせて頂ければと思います。

PATM特集ページはこちら!

-PATM(パトム), 体臭の悩み, 化学物質過敏症

Copyright© ニオイ博士の体臭に負けるな!ブログ , 2020 All Rights Reserved.