体臭の種類

【イケメン男子?50代のオジサン?】知らずに起こる体臭の印象操作

臭いの錯覚

年齢相応の体臭

体臭検査は二段階に分かれています。検査依頼を頂くと、検査キットが送られてきて、マニュアルに沿ってご自宅での着用検査に臨んできただき、その後、送り返して頂くと、当社到着から、だいたい7日程度で簡易検査報告がメールで届きます。

その結果を見て頂いてから詳細検査に進むかを決めて頂く。詳細検査、つまり機械分析や部分感応、pH検査、分泌された物質の詳細説明をしたり、それを改善する為のアプローチ構築や改善アイテム提供はそのあとになります。

その簡易検査の中では「見かけ上の体臭タイプ」をお伝えするのも、一つの項目。他に「強さレベル」や、アナタの体臭がどのくらいの範囲まで届いてしまうのかの「距離測定」、見かけ上(ニオイの見かけ上、って、分かりにくいですか? まあ簡単に言えば第一印象みたいなもの。一般的な第三者がどう感じるか、を文章で表しているのですが、だいたいのユーザーさんは「なるほど」と言ってくれます)の私物のニオイなどもお伝えしています。

さて、その「見かけ上の体臭タイプ」でよく使う表現の中に「若い世代の女の子特有のニオイ」とか、「40代男性に在りがちな体臭」とか、「同性同年代と同様の加齢臭」とかがあります。私のように年がら年中皆さんの体臭を感応鑑定していると「20代女性に在りがちな体臭」や「50代女性の加齢臭」って、どんなもの分かっているのですが、世間一般の認識と合っているのでしょうか? とギモンに思うことがあります。

 

ホントに見た目が関係ある話

と言うのも、臭いって、見た目も肝心、って時があります。例えば酪酸とイソ吉草酸を混ぜて少し酢酸をトッピング。それを布につけて「ゴルゴンゾーラチーズのニオイ」として治験者に嗅がせると「はは―」とか「なるほどね」とか言っちゃうんですが、全く同じニオイを新品の靴下につけて「50代男性が履いてました」と言って嗅がせると「ウェー!」とか「吐きそう!」となります。

これが「見かけ」の問題。少し心理的誘導も入ってますけどね。

さて、同じような実験を「中年男性が履いていた靴下」と「20代男性が履いていた靴下」に置き換えて若い女の子に嗅いでもらいます。今回は試薬を使わず、実際に中年男性と20代男性に履いてもらった本当の足のニオイでの実験。若い・中年という背景を伝えずに単純にニオイ判定をさせた時には、若い男性が履いた靴下の方がクサイという検体です。

若い女の子には、それぞれ「あのおじさんが履いた靴下」と「あっちのイケメン男子が履いた靴下」と、イメージつけします。すると、あら不思議。100%の確率で「おじさんの靴下の方がクサイ」となる。

これが見かけの印象の「嗅覚誘導」です。

怖いでしょ? うちのユーザーさんには、その辺りの「見かけを気にしない」という気配があれば、必ず是正するように指導します。例えば、頭皮臭検査のために枕カバーを送ってもらうのですが、こちらの指定は「3日以上使用する」としているのですが、たまに「2か月使っている」枕カバーを送るなんていう方も居ます。そこには、生活環境と一言では言い切れない、「ズボラ感」を感じます。そういう方には、見た目の身綺麗さに問題がないか、更にリサーチします。すると、そこに1番の問題がある場合も…残念ながらあります。

 

専門家の私でも情報に振り回される可能性がある

体臭検査の検体を感応するとき、私も、もう一人の検査員も、「年齢・性別」を知らないという状況で行います。私たちのように日々体臭の奥底を浚うような仕事をしていても、印象操作の魔の手から逃れ得ません。知っていれば、やっぱり若い女の事の方を優遇(って言い方が正しいかどうかは別として)して、例えば、体臭強度レベルに手心を加えたりしてしまいます。
しかしそれは、決して良い結果をもたらしません。少なくとも、検査している検査員と、ユーザーご本人だけは、第三者が感じ得る「絶対多数」の体臭印象を知っておかなければいけません。

それを知ることで一時的に傷つく場合もあります。けれど「検査時点の体臭タイプ」や「検査時点での体臭強度」は、あくまでも検査時点でのモノ。
全ての検査が終了した暁には、それを「よいもの」にするための改善策が明確になります。それらを実践することで、ヒトによっては短期間に劇的な改善を見ることもあります。また、たとえ時間がかかろうとも、誰しもが必ず改善していきます。

また「同性同年代と比べて強くも悪くもない」という結果が出るユーザーさんもたくさんいらっしゃいます。それを知ることによって、疑心暗鬼なココロを駆逐して、明るい毎日が過ごせるようになるはず。だから、良かれ悪かれ、自分自身の状態を明確に知る、ということが大事。怖がらずに自分の体臭と正面から向き合いましょう!

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