体臭の原因

皮脂膜の大事さと体臭を抑えるケアを解説!皮脂と体臭その2

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皮脂膜の重要性とケア方法

先週は、人間の分泌物には汗の他に皮脂というものがあり、それこそが体臭の主原因になり得ますよ、というお話でした。皮脂についての説明が中途半端に終わってしまったので、そこから始めますね。

ああ、そういえば、皮脂っていうと、どうしても身体から出るというイメージが強いようですが、皮脂が分泌されるのは顔や頭部が一番多いようです。私もそう感じます。また最近何かのコマーシャルで言ってますが、顔や頭皮の皮脂の過剰分泌は乾燥が原因である場合が多いのは事実。イヤイヤ顔や頭皮だけでなく、体中どこでも乾燥するからそれを補うために皮脂が分泌されます。だからこの季節は特に乾燥しないように、保湿をシッカリ行いましょう。今年中に当社特製の天然成分のみ、高性能な保湿剤をリリースするつもりでしたが、間に合いませんでした。だから皆さんにおかれては、保湿剤を自分で調達して、お風呂上り10分以内にシッカリ塗ってください。夜、お風呂上りに1回保湿するだけで充分です。その時間帯に集中的に乾燥しますからね。1回で良い分、体中、くまなく保湿してほしいです。保湿剤は多少高くても天然成分だけで出来ているモノを選んで下さい。私のところで出すモノは100%天然成分にする予定です。来年中旬までにはリリースしたいなァ。

とにかく、

ポイント

乾燥⇒皮脂の過剰分泌⇒皮脂

にニオイ物質が多く含まれているから体臭も余計に広がる可能性がある、と覚えていてください。特に男性ユーザーさん。

皮脂って何?皮脂膜も交えて解説

さて、本題に戻ります。皮脂(ひし)とは、皮脂腺から分泌される脂肪酸などを含む油分。そしてそれと汗や空気中にある水分などが混ざって乳液化して肌の上に広がっているのが皮脂膜。

皮脂膜には様々な効果があります。まあ、自分で作るバリアみたいな物。まず、上記したように「肌を乾燥から守る」という事。エモリエント効果なんて言います。肌が乾燥していると、柔軟性が失われ、紙みたいに簡単に裂けたり、傷ついたりします。また潤いが無ければ、滑らかさが無くなって衣類を着るのも一苦労だし、他人との接触なんて苦痛でしかありません。また、角質中の水分の蒸発を防ぐため、角質ポロポロ現象を防ぎます。これは肌の老化防止とも言えますね。また外部刺激を緩和する効果もあります。サウナなんて入ると、何となくこの意味が分かりますね。まあ空気の刺激なんてあまり意識する必要はありませんが、雑菌や異物の侵入を防いでくれていると考えれば、ありがたくも思えるでしょ? 空気中に漂う病原菌もたくさんあるのですが、そのほとんどは皮脂のバリアを透過することは出来ないようです。それは健全な肌が弱酸性の皮脂膜に覆われているからで、弱酸性環境は病原菌のような生存環境が限られる悪い菌の繁殖、どころか付着も許さない、というpH特性によるもの。

このように肌や頭皮、更には毛髪の表面にまで薄い膜上に広がって、物理的にも化学的にも守ってくれる皮脂ですが、どこから出てくるか知っていますか? 皮膚から滲み出てくる、のですが、皮膚全体から出てくるわけではありません。

実は毛穴の内部に「皮脂腺開口部」というところが付帯していて、そこの中で「皮脂腺細胞」という細胞が壊れて、その内容物である「皮脂」が「皮脂腺」に溢れ、毛に沿って肌の表面に到達する、という仕組みです。

私が

「毛穴汗腺皮脂腺」出口に固まったニオイ物質の塊があるうちは、ニオイ物質除去出来ているとは言わない。だからマニュアル通りに頭も体も洗いなさい!」

と口を酸っぱくして言っているのは、この皮脂腺出口、毛穴出口と連続して、皮脂の出口の関門があって、その周りにネバネバ系臭気物質が固まっていて、普通の洗い方ではそれらが残るから、です。それらの除去には、まず、マニュアル通りにシッカリ洗う事が大事。

同じ皮脂でもヒトによってニオイ物質が多い場合と多くない場合がある。

さて、そのような発生経路を辿って表皮に辿り着き、肌を守ってくれている(肌だけでなく体全部を守ってくれていると言っても言い過ぎではありません。)皮脂ですが、人によっては、体臭の悩みの根源でもあります。前回「皮脂はグリセリン脂肪酸」と言いましたが、それは総称と言ったところ。もう少し詳しく言えば

「トリグリセライド」「ジグリセライド」とここまでがクリセリンで総体の25%~55%くらいの成分比率。「脂肪酸」が人によって8%~40%くらいあって、その中には「ラウリン酸」や「ミリスチン酸」、「パルミチン酸」や「パルミトレイン酸」、「オレイン酸」や「ステアリン酸」と言ったニオイが無い、あっても少しのニオイしかない脂肪酸類が多い。これらは酸化しやすく、という事は別種の物質になりやすく、つまりはアルデヒドとして分泌されなくても、表皮上でニオイのある物質になると可能性があります。パルミトレイン酸なんて、それ自体はニオイが無いのだけれど、酸化すると「2-ノネナール」になります。その他の臭気物質がどの脂肪酸から変質するのか、というのは、意見が分かれるところで、私も分からないことも多いです。しかし脂肪酸が多く含まれる皮脂には、ニオイ物質が多く含まれる、或いはニオイ物質になりやすい物質が多く含まれると考えてく方が良いと思います。そう考えると脂肪酸の皮質が8%の人と40%の人では、体臭の質は大きく変わると考えられます。だからそういう老廃物としての脂肪酸や過酸化脂質が増えない体質になる、という事は、体臭軽減に直結するという事になります。私のご指導を蔑ろにしてはダメですよ。

あとは、スクワレン、やワックスエステル、コレステロールやコレステロールエステルが残りの部分となります。私は、グリセリンが保湿に最適だと言っているのは、皮脂に含まれるグリセリンの量が上記のように多いから、グリセリンで潤っている肌は、それが外部から塗布されたものであろうと、「これ以上皮脂を出す必要はないな」と体が勝手に判断して皮脂分泌を抑えるメカニズムがある、と考えているからです。上記の当社でリリースする予定の保湿剤はグリセリンやスクワレン主体のモノになります。発売までだいぶお待たせすると思いますが、その時はココでもお知らせしますので、待っていてください。

ああそうだ。知り合いの美容専門家(そんな書き方をすると怪しげなようにも思えますが、結構有名な方です)は、ワックスエステルでの保湿を推奨していて、今週末にお話を聞くことになっています。。私の場合、体臭対策の観点からの保湿についての提言になるのに対し、彼女は美容の観点からの保湿についての提言になっているのが違いますが、どちらも皮脂の過剰分泌を抑えるという点(という事はつまり乾燥の対策としての保湿、という意味になります)で一緒なので、そのことを次回にお話ししたいと思います。

保湿について、もう1回続きます。

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