体臭の原因

足のニオイをどうにかしたい!蓄積するニオイ物質の原因は何!?

2019年12月5日

足の臭い

前回は、冬になると足のニオイが気になるようになる、特に若い人たちに多い、またその原因の一つはストッキングや靴下に蓄積したニオイ物質だった、というお話をしました。まだ読んでいない方は、先にそちらを読んで下さいね。URLを張っておきます。

さて、もちろん、足臭の原因のひとつがストッキングや靴下の蓄積臭だというのは本当ですが、その「蓄積するニオイ物質」はどこから来るのか? という事をお話ししたいと思います。

若いから汗をかく。その中にニオイ物質がある。皮脂も同じ。

足というのは基本的に靴に包まれている状態の時が多いですね。私は日がな一日パソコンでデータ分析を行っていますので、ほとんどの時間、スリッパを履いています。だから足が蒸れるという経験は、今はほとんどありません。

ですが、一般的に社会人も学生さんも、つまりは社会生活を過ごしていくためには靴は必要不可欠なツール。しかし、その靴が足先をタイトな状況に追い込んでいる。

密閉された靴を履いていると、その部分はやはり汗をかきます。代謝が良い若い人の方が汗をかきますが、年配者とて暑ければ汗をかく。代謝が低い分、中年以降の方の方があせは減りますが、それでも靴の中は別。寝ているときにかいた汗が寝具に吸い込まれてあまり気が付かないように、靴の中でかいた汗も靴や靴下に吸われてあまり気が付かない人が多いですが、それでもかなりの汗をかきます。

汗は基本的に臭わない、とよく言われますが、実のところ、水溶性のニオイ物質は汗に溶け込んで表皮発露しま特に下半身は血液や体液が滞留しやすく、その中に含まれるニオイ物質も上半身に比べて多くなる。す。

汗に含まれるニオイ物質の主なモノはアンモニアと酢酸・乳酸などの炭素数の少ない単純な組成のカルボン酸です。それと僅かにイソ吉草酸とか酪酸等の炭素数が少し大きいカルボン酸類。他に硫黄系物質や窒素系物質のうち親水性を持つ物質のいくつか。

これらは汗と共に出てきたり、より単純な化合物や角質、皮脂などを成分として細菌が作り出すもの。

皮脂は一年中、温度に関わらず分泌されます。足先も同様で、誰でも一定の割合で分泌されます。但し、皮脂は肌の乾燥具合によって分泌量が左右されるので、比較的湿った状態の足先では、あまり分泌されない人もいます。そして皮脂に含まれる主なモノはカルボン酸類のうち、炭素数のおより大きいモノ、例えばカプリル酸やぺらるゴン酸、パルミトレイン酸等です。それとアルデヒド類。体臭では一番問題となる物質ですが、これも足臭に大きく関連します。ノネナールなどはパルミトレイン酸が前駆物質なので、皮脂が多く出る方はカメムシのようなニオイを伴っている人も多いです。またいわゆる油足という方、フローリングを歩き回るといつまでも消えない足跡の残る人(結構いますよね。昔、うちの息子もそうでした)は皮脂が過剰分泌している場合が多いです。あと、汗に僅かに含まれると上記でかいたイソ吉草酸とか酪酸は、基本的に親油性物質です。それだけを抽出して水に混ぜようと思っても容易ではありません。だからどちらかというと皮脂に含まれる物質、という方が正解。

上記の中で、特に足臭を印象付けるニオイ物質は「酢酸」「イソ吉草酸」「酪酸」「アンモニア」です。これらは閾値の違いが大きく分かれて、酢酸とアンモニアは閾値が高くてたくさん無いと臭ってきません。逆にイソ吉草酸と酪酸は閾値が非常に低くて、僅かな量であってもすごく臭います。

通常、汗に含まれる酢酸やアンモニアは靴の中に大量に存在します。そこに僅かなイソ吉草酸や酪酸が入り込むと、あの特徴的な足臭になります。納豆臭いとか、獣臭いとか、アンモニア的とか、酸っぱいとか…あと汗をたくさんかく人はミネラル臭としてしょっぱい感じもします。GCMSデータでは元素は検出できないのだけれど、ある種の検査を行えば、塩素やカルシウム、マグネシウムなんかが検出されると思います。

猫のおしっこ臭いとか、本当に特殊なニオイの場合は、特別な物質、例えば3-メルカプト-3-メチルブタノールなんかが関係してきます。足臭は前述の通り、血液や体液が滞留して悪いニオイ物質ばかりが体の一番下の足から出てくることと、密封空間である靴の中という環境面での悪影響の相乗効果で悪くなる、という事になります。

だから改善には、体の中の改善と、それには足の表皮と靴下、靴の中の3つの改善という合わせて4つのケアをしていくと根本的な改善につながります。

また今回も改善策を書けませんでした。次回に続きます。

足臭検査(全身検査)はこちら

-体臭の原因

Copyright© ニオイ博士の体臭に負けるな!ブログ , 2020 All Rights Reserved.