体臭について

臭う汗と臭わない汗の違い「汗腺を鍛えてニオイ改善」2

2019年12月26日

臭う汗と臭わない汗の違い

前回はエクリン腺のお話をしました。が、紙面の都合上、中途半端になってしまいました。前回のブログを読んでいない方は、まずそちらを読んでからこのブログに来て下さいね。下記URLから行けます。

おさらいとして押さえておかなければならないことは、

① 人体にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺(皮脂腺でもあります)がある。
② エクリン腺は誰でも約350万個もある。
③ エクリン腺の半分は休止状態にある。
④ エクリン腺は体温調節のために存在する。
⑤ エクリン腺から出る汗の99%は水。だから本来、サラサラしているし臭わない。
⑥ けれど、汗に含まれる他の物質の比率が上がったり、1%に含まれる化合物の種類によっては、エクリン腺からの汗もニオイが強い場合がある。

と言ったところです。ここまでを押さえておいての次のステップ。

エクリン腺の回収機能

前回のブログの最後の方で、エクリン腺には回収機能がある、という事を書きました。実はエクリン腺は皮膚の少し下の方に袋状の組織になって存在しています。その袋の中に血管から出された水分やミネラル分等が入り込みます。そのエクリン腺という名の袋は体表に向かって、口を開けています。その口は細い通路でエクリン腺とつながっています。

なんだろ、まあ膨らませてない風船を想像すればよいかな? 口を付けて空気を吹き込む口が体表部分、下の丸みを帯びた部分が本当のエクリン腺。その丸みを帯びた部分に周りから水が浸み込んで、それが口に向かって流れだす、と言ったイメージかな? 表現力が乏しくて申し訳ない( ;∀;)

さて、その口と袋の間にも養分が通り抜ける場所があって、水は通さないけれど、ミネラルやその他の化合物は通路からまた体内に吸収される、という仕組みがエクリン腺にはあります。

だからこの機能がキチンと働いている汗腺から出てくる汗は水分の比率が多い。より99%に近づく。人によっては99%を超えて限りなく純粋でクリアな水に近づいていく。もちろん「限りなく」なんて言っても、限度がありますが、閾値の低い化合物を少しでも回収しておいてもらえば、ニオイの方は限りなく「水」のニオイに近くなる、というわけ。

汗腺を鍛えるは回収機能を鍛える。

水分の割合が高ければ高いほど汗はサラサラになる。サラサラを阻害しているのはナトリウムや塩分等のミネラル分と、脂肪酸をはじめとするニオイを放つ化合物。

だから、それらのないクリアな水分ばっかりの汗をかくにはどうしたらよいか?

濾される前の血液に排出されるべき不純物が含まれないようにする、というのが一つと、エクリン腺の回収機能を高めて、濾された状態の水分から更にニオイ物質やミネラルをこそげ落とす、という方法です。

よく汗腺を鍛えましょう、と様々な人が提唱しますが、私も、いつもユーザーさんにご指導しています。汗腺を鍛えましょうと! こと体臭に関しての汗腺トレーニングの意義とは、回収機能を活発化させて、限りなくクリアな水に近い汗をかく、という事に他なりません。そして休止している汗腺をたたき起こして、体のどこからでも良い汗をかけるような機能を回復しましょう。

汗腺を鍛える方法

汗がサラっとしていない原因

私は体臭の専門家です。他の専門家と少し違う方法論も出てきますが、体臭を良くする方法も含まれた汗腺トレーニングだと思って、他の専門家の指導との違いがあっても気にしないでください。もし違いを見つけたら、何を優先するか、つまり体臭対策か、その他の目的かで、あなたご自身で決めて下さいね。

① 10分間浸かって汗がシッカリ出る温度のお風呂に10分間だけ入る。これは、体を洗う前。それ以上長く浴槽に浸かることは避ける。体を洗い終わった後は何分入っても構わない。
毎日欠かさず有酸素運動をする。ずっと運動をしていなかった人などは、最初は速足のウォーキング等で充分。20分間で汗をかける強度です。慣れてきたらランニングやスイミング等もお勧めです。運動の時間も徐々に長くできればさらに良い。また運動の前後にクリアなお水を500cc飲みます。筋トレはダメとは言いませんが、汗腺トレーニングや血液浄化に繋がりません。
寒暖差を毎日自主的に感じる。寒い暑いを感じない生活を続けると、休止する汗腺が増えます。一年中快適な環境にいれば、汗腺の機能はどんどん劣化するという事。

エクリン腺については、ここまでとします。次回はアポクリン腺についてです。

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