体臭の原因

ヒトに嫌がられる原因。それが体臭の問題点。

2016年12月23日

体臭の原因

 

どれだけの人間が体臭を持っているのか?

ウェディングドレスやタキシード、モーニングにお着物。披露宴や成人式、ちょっとしたパーティーに特別な記念日。とかく晴れやかな衣装に身を包む機会が増えているのが最近のご時世ですね。最近では月極め契約で普段着をレンタルしてくれるお店も多いとか。聞く所によると、1か月1万円で8着ものワンピースやスーツを貸してくれて、クリーニング無しで返して良いというような、リーズナブルなセレクトショップもあるそうで便利になりましたね。一昔前は輸入物やブランド品の中古品市場が華やかでしたけれど、更に一歩進んだ「洋服のレンタル」という考え方は、これからも定着していくでしょう。

かく言う私こと「体臭博士」は、過去10年以上にわたって、ウェディングドレスやタキシード、ブライダル衣裳のメンテナンスを行う会社で統括をしていました。早い話が特殊衣料のクリーニングです。なにより「ニオイ」の付着した衣裳の多かったこと! 婚礼衣装以外でも、ブランド品のニオイ除去を依頼してくる業者も多く、確かにレンタル衣装店にとっては、例えば「ワキガ臭残りのウェディングドレス」とか「加齢臭の染みついたスーツやお着物」なんて貸し出すわけにはいかない。私の所でもほんの少しの臭い残りも許して貰えませんでした。だから消臭技術がどんどんレベルアップして、今や「日本でたった一人の体臭博士」になれたのですが…

さて本題です。いったいどれだけの人間が、他人に忌避される体臭を持っているのか?

過去のレンタル衣装メンテナンスのお仕事でお預かりした衣裳で統計を取ったところ、20人に1人の割合で「衣服に付着するほどのワキガ臭」を持っている事実を知りました。約20万着の衣類での統計ですから、ほぼ間違いはないと考えて良いでしょう。また加齢臭を含む体臭があり、第三者に忌避される程度に強いニオイが衣類に付着している割合は3人分に1つ。つまり3人に1人は、他人に感知される強めの体臭を持っている、という統計結果でした。

 

日本人の20人に1人はワキガ症?

日本人のワキガ率

これは、あくまで衣類の数としての割合であり、中には強い体臭のある人が何着もいっぺんに借りて…なんていうケースもあるのでしょうが、おおむね間違いはないと思います。ただし、これは「日本人のうち」という制約が付きます。外国人さんのデータは取っていません。それにしても…と仰る方もいらっしゃるでしょう。「日本人って、そんなに体臭持ちなの?」

体臭とは、様々なニオイ原因物質の混合臭気であり、厳密に言えば、全く同じ顔の人がいないのと同じく、あなたと同じ体臭を持つ人は、多分世界中を探しても一人もいないと思います。更に言えば、今日のあなたが昨日と同じ体臭であるとは限らない。当たり前と言えば当たり前の話ですが、とにかく、現代の日本人の20人に1人は多かれ少なかれ独特の「ワキガ臭」があり、3人に1人はワキガ臭ではないにしろ、強めの体臭を持っている。その原因は検査やチェックで調べない限りわからない。

あなたは大丈夫ですか?

 

「男の方が体臭が強い」ということはない!

加齢臭

「男臭さ」とか言いますよね。体臭と言えばなんとなく男性の方が強い。百歩譲って女性も体臭があるとしても、男性の体臭よりはマシだ!悪臭ではない!と、男女問わず、そういう意見の人の方が多いはず。でも近年では、女性の体臭も強くなっていますし、忌避度の高い悪臭タイプの方も多いようです。

加齢臭と言えば、「おじさんクサイ」と、誰でも分かっている。なんとなくどんなニオイなのかも分かっている方も多いでしょう。しかし女性と言えども加齢臭と無関係ではいられません。本当のことを言えば女性の方が「加齢臭物質」の分泌は多いんです。もちろん当社調べですけど。

具体例を挙げれば、オジサン臭さの代名詞である「2-ノネナール」については、確かに男性の方が検知される率は高く、その量も多めです。しかし脂臭さの原因となる悪臭タイプの「ノナナール」「デカナール」「ドデカナール」「トリデカン」「パルミチン酸」「ペラルゴン酸」等(書き出すと切りがありませんからこの辺りまでとします)のアルデヒド類やカルボン酸類の検出量は、男性よりも女性の方が多いのです。(これも当社調べです)

化粧品のニオイに紛れやすいのですが、どこか重苦しいモワッとした脂臭さ、煙ったさを感じたら、それが女性の加齢臭と思って間違いはないです。

もちろん、ワキガ臭に関しても私のような専門家から言わせると、男女という区分けは出来ない、と言えます。

日本人よりも外国人の方が体臭が強いのに…

確かに外国の人の方が体臭の強い人が多い。白人種・黒人種については、日本人の感覚からすると体臭が強いと言える白人・黒人の割合はほぼ100%と言ってよいでしょう。アジア人にしても、食事の関係からやたらスパイス系の体臭を持つ人が多い地域もあれば、地域そのものの「ニオイ」に染まっているように思える人も多い。

白人種の場合、長年(個人としてじゃなくて人種としての長年です)お肉中心の食生活を送っていて、内臓機能も肉を消化しやすいように進化しているのですが、その消化の過程と体臭問題は密接に絡み合っていると思います。というのも、私見ですが、白人種の女性の体臭には、酪酸類系のニオイがある人が多い。この酪酸は、いわゆる「動物臭さ」「牛小屋のようなニオイ」とか評されるニオイなのですが、これの臭気を「白人の方と相対した時の私の鼻」はよく検知します。日本人の場合ももちろん、誰しも酪酸系の体臭があってもおかしくは無いのですが、外国の方の様に顕著に感じることは比較的少ない。これこそ、食生活から直結している体臭かも知れません。

体臭の無い人と強い人が混在しているから不幸な人が居る、という日本の現状

昔ながらの日本食は、体臭に直結するような食材は比較的少ないと考えられます。粗食を勧めるわけではないのですが、やはり慣れない肉食を始めた「日本の食文化の過渡期」である現代はまた、日本人の体臭を様々に変化させているときでもあると言えます。

だから、体臭が強い人がいたり、殆ど無い人がいたり、人の体臭が気になったり、自分の体臭で悩んだり…果ては、体臭の強い第三者に厳しく当たったり、自己臭恐怖症で外出すら怖かったり…そんな時代なのだと思います。その時代背景を知りつつ、どこを見ても「無臭」「消臭」「清潔」を訴える商材のCMばかり…まさに百花繚乱状態。日本は何処へ向かっていくのでしょうか?

日本がどこに向かうにしても、体臭があなたの苦悩の原因であるならば、やはり解決しないといけないでしょう。

2019年6月 今思う事

確かに、ワキガ臭を持っている人は20人に一人は居ます。つまり日本人の5%はワキガ臭がある。もちろん、常に第三者に感知されてしまうような、比較的強めのワキガ臭の人もいれば、よほどのことがない限り、第三者に感知されない程度の弱いワキガ臭の人もいます。またワキガ臭は脇の下だけで発露するわけではなく、副乳部分、乳首、おへそ、背中(剛毛の方位ですけど)、アンダーヘア部分、陰部周辺、お尻の周り等、様々な場所で発露する可能性があります。

ですから、まずは自分自身でワキガ臭があるのか? もしあるのならどこから発露しているのか? 第三者に感知されるレベルなのか? 第三者はどういうニオイとして感じるのか? こういう、自身のワキガ臭についての真実を知る必要があります。

なぜなら、自分の嗅覚に頼って判断しても、それがどこまで真実なのか、人によっては実際とは正反対の認識を、自分の中でだけ持っている、というケースがものすごく多いからです。最近私がプレスリリースした下記のニュースに詳しく書いてあります。なかなか空恐ろしい研究結果となっていますので、ワキガを心配されている方は、読んでみてくださいね。

【隠れワキガにご用心?】 ワキガ臭がある人のうち、48.3%は自身のワキガ臭に 気付いてない?1500件の体臭検査で分かった日本人の体臭傾向と改善策【第5弾】 (全文 .pdf形式)

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