体臭の悩み

【親御さん必見】子どもの体臭と真剣に向き合ってみる

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大切なお子さん、ちゃんと向き合ってますか?

つい一か月前はお正月。子供たちの懐具合もあったかい。ナゼって、お年玉があるからでしょ? こんな状況もあってか、「自分の体臭を調べたい」という学童からの相談が数多くあった年末年始。

上は大学受験生から下は小学6年生まで。このひと月半あまりの間に、ずいぶん大勢の学童からの相談を受けたんですが、私の所では外部機関への検査依頼やその他検査のかかる費用が様々あって、検査するならやはりタダというわけにはいきません。それでも「ホントに死にたい」なんて言われちゃうと、「まあまあ、落ち着いて」となるし、私はお年玉なんかで検査料を貰うのは絶対にイヤ! だから「まずは、お電話してみてよ。おじちゃんが何とかするから」と、こうなる。

その時によく思うのは「死にたくなるくらい我が子が傷ついているのに、なんで親が分かってない!」という憤りです。もちろん、お母さんからの切実な悩み相談も多く受けますが、半分は親に内緒のご相談です。

私が「お母さんはなんて言ってるの?」と聞けば「お母さんには話せない…」という答え。「それじゃあ、おじちゃんがお母さんと話しても良い?」と聞けば、「絶対ダメ!怒られる。」となる。実際にお話したいくつかのケースでは「子供から大金を巻き上げるような、ヒドイ会社」と言われたり、「うちの子に体臭なんてありません!」とガチャンと電話を切られたり…

中学生くらいからなら自分の携帯電話も持っている子も多くて、後でコッソリこちらから電話するけれど、携帯電話を持っていなければ、こちらからはもう連絡も出来ない。その子のことを思いながら悶々と数日を過ごすなんてこともザラです。実際に悩んでいるんです。傷ついているんです。お母さん、きちんと向かい合って話をあげましょうよ。

もうひとつ私がお母さんとお話したい理由があります。それはお母さんの協力なくしてお子さんの悩みを解決することが出来ないからです。たまたま洗濯の状態が悪くて生臭いニオイの衣類を着ていくだけでも、学校でイヤな思いをすることだってあるんですから。

子どもの体臭原因。ワキガ症は小学校から始まる人もいる?!

子どもの体臭原因を以下に書きます。

1.ワキガ症

遺伝、食生活の変化等によって、ワキガ症の低年齢化が深刻となっています。ある統計ではワキガ臭の学に於いて初めて臭気を確認される時期が、今や12歳まで下がったとのこと。私やお母さんの世代では、あまり考えられなかったことですが、これが現実です。

2.洗濯物がクサイ

共働きの世帯では洗濯はテキトーになって、しかも部屋干しが当たり前。昔のように物干し場や庭があって、そこで太陽光にしっかり当てることが出来なくなった現代では、部屋干し臭の衣類が蔓延しています。宣伝で「部屋干し臭ゼロ」なんて言ってますが、洗剤にいくら抗菌剤を入れても部屋干しでは雑菌繁殖を防ぎきれないし、第一、洗剤の性能が悪すぎて、ニオイの元が落ちていない、というのが普通。前にも書きましたが抗菌と消臭は別物です。

3.汗をかいてもしっかりケアしない

汗が付着した肌に雑菌が繁殖して(すごく簡素化して説明してますが)、いちいち汗をかくたびに、体臭が発散する。また汗をかくくらい体温が上がれば、洗濯の時に落とせていないまま衣類に付着している悪臭物質がカンタンに揮発する。だからお母さんの衣類ではあまり発散しなくても、子供はニオイを発散しやすいということ。

4.病気や内分泌、その他内科的原因

糖尿病も体臭が酷くなるし、バセドー氏病のようにひっきりなしに汗をかく状態なら、やはり体臭が強くなる。揚げ物ばかり食べていれば解糖系燃焼サイクルになって脂臭くなるし、トリメチルアミン尿症と呼ばれる魚クサイ体臭が出る病気もある。

5.一度でも「クサイ」と言われた経験がある

それがトラウマとなっていつでも自分がクサイと思い込み、それがストレスとなる。その結果、ベタベタしたアルカリ性の汗が出やすくなって、それが悪臭原因となる。

6.部活で頑張る

アンモニアやカルボン酸が汗と共に出て、密封状態で雑菌も繁殖しやすい靴の中が臭くなる。それが漂ってきて体臭と区別されずに「クサイ」と言われる。

どうです?こんなに原因があるんです(他にもありますが)。心の脆弱な子供時代は、ちょっとしたことでも傷つく。その経験から立ち直ることは、体臭そのものを解決するのと同じくらいホントに大変な事なのです。

「お母さんの臭くない」と「友達のクサイ」重いのは友達の言葉

友達関係や学校生活は、お子さんにとって一番大切な世界であり、またシビアな世界とも言えます。子供には子供の世界があるんです。居心地の良い家庭でいくら優しくしてあげても、外の世界(つまり学校)で居心地が悪ければ、それで平衡が保てるわけではない。学校や友達との世界の中で快活に生きてこそ「子供」と言えるのではないでしょうか。

だから安易に「気のせい」と言ってはダメなんです。それにお母さんのその言葉は信じて貰えません。それを言ったとたんに「もうお母さんに話しても無駄」という心理に陥ります。

更に言えば、前に何度も書いている「順応」が働いているので、お母さんにはお子さんの体臭は判らないモノ。例えば、部屋干し臭なんて最たるものです。自分でも同じニオイのするものを着ているのですから気が付きにくい。部屋干し臭や雑菌臭のする衣類を着て体温が高まり汗をかけば、こんどは「雑巾臭い」とか「ドブ臭い」とか言われたり。お母さんよりお子さんの方がその可能性がはるかに高い。

まず、本当に臭いのかを調べる

元気が無ければ、きちんと話を聞いてあげる。その元気の無さの原因が「自分の体臭」にあるのなら、解決してあげるのが親の務めです。その原因が洗濯にあるのか、実際にワキガなのか、それとも他の病気なのか、はたまた単なる汗臭さなのか、最悪なことにイジメなのか… じっくり向い合っていれば、きっと原因が掴めるはず。

先に書いたように、お子さんが訴えていることを「気のせい」で済ませるのが一番悪いし、そんなことをすると一生悩み続けることになります。実際に同性同年代と比べて体臭が弱かったり人並みだったとしても、心の弱さを克服できなかった場合は最悪は引きこもりとなって社会と断絶した生き方を選ぶことになります。

そんな状況にお子さんを追い詰める前に、まずしっかり話を聞く。自分の意見を押し付けない。状況をお母さんなりに分析して、解決の方策を探る。それでもお母さんは体臭の専門家ではありませんから解決できないかも知れません。その時は、私に相談して下さい。専門家の立場から、数値的データと他人(もちろん個人ではありません。例えば同性同年代の平均値とか)との比較で、実際のところを正しくお伝えします。そして心のケアも含めて改善のためのアドバイスを通じて、その子が立ち直るまでサポートします。

最後に言いますが、当社に相談してくる学童のうちワキガ症か病原性の体臭だったというケースは3割にも満たないという統計結果です。残りの半分は心の問題、もう半分はお母さんのせい、具体的には衣類ケアの問題です。

社会生活に於いてもそうですが、体臭の強さと悩みの深さは比例しません。体臭が強くても一向に気にしない子は気にしませんし、たった一度の心無い言葉で一生立ち直れない子もいる。それを心に深く刻んで、お子さんと向かい合ってください。

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