会社と体臭の関係 体臭の相談

【スメルハラスメント】ヤフコメ欄から見える体臭の真実1

同僚の体臭に耐え切れず…ヤフコメ欄への投稿

本日は6月25日。体臭検査(チェック)依頼のユーザーさんが日増しに増えていて、なかなかブログを書く時間が取れず他方面にご迷惑をお掛けしている今日この頃。ユーザーさんから「この件についてブログで書いてください!」なんていうお願いをいただくことも多く、ネタには事欠かないのですが…どうしても時間が取れず…にもかかわらず、今回はそんなユーザーさん達の意見を尻目に、ヤフーのコメント投稿欄で気になる記事を見つけたので、それについて先に書かせていただきます。

ヤフコメ欄は話題になっているテーマについて様々な意見交換がされる場で、ときには辛辣な意見もありますが世間一般でどんなことが最近話題になっているのかなどを知るには、なかなか便利なサイトです。私も脳が疲れたときはたまに覗きに行きます。

本日、何気に覗いていたところ、「ライフ」の項目に、「弁護士ドットコム」の配信として「同僚の体臭に耐えられず、頭痛や吐き気…通院費用の請求は出来る?」という記事を発見しました。私の所のユーザーさんも、会社での同僚の態度で心を痛めている方がたくさんいて、とても他人事とは思えず、隅から隅までシッカリと読んでしまいました。

法律相談?同僚の体臭で?

記事の内容はこんな感じです。ある日、弁護士ドットコムの法律相談コーナーにこんな投稿が寄せられた、との事。

同僚の体臭が酷くて、頭痛や吐き気に悩まされ、有給休暇まで取らざるを得ない程体調を崩した投稿者は、会社に相談しても一向に改善に向けて動いてくれる様子がないことに憤っているとのこと。当の本人、つまり体臭を発する男性は(内容からすると、投稿者は女性らしい)毎日元気に出社していることにも投稿者は腹を立てている様子。つまり本人は、自身の体臭で周りの人が苦しんでいることに気が付いていないのが腹立たしい、と言いたいのでしょう。

会社や同僚に対して、マスクなどの雑貨代、多分、消臭剤とかも含まれているのでしょうが、他に頭痛薬の購入代金や通院費用、更には迷惑料などの金銭を請求できないか、という相談らしい。

記事は体臭についての説明が続きます。続いて法律の専門家の立場から、その金銭要求に対して、意見を述べています。

「会社を通じてその体臭のある同僚に対して注意が為されていて、本人が対策を取っているのであれば、本人はそれ以上に体臭を予防する手段が無いことになる。だから損害賠償は、およそ不可能な行為の要求ということになる」とのこと。

更に回答者は、投稿者以外で投稿者と同じように体調不良を訴える従業員はいるのか?と問いかけていて、仮にいないのであれば、同僚の体臭は受忍限度内のものと思われる(難しい言葉ですねぇ、つまり、投稿者さんは耐えなさいということらしいです)と書いています。更には、投稿者の心因的なモノが体調に影響しているのではないか。そうであるならば、会社にも同僚にも損害賠償を請求することは困難である、と締めくくられています。

確かに当事者同士の問題。しかし、耐えられない場合は、会社を辞めるしかない?

体臭の問題は、体臭を発する人が居て、それを感応する人が居る。

発する側の問題は、まず第一に、自身の体臭で周りの人が反応しているのかどうかに、本人が気が付いているか、という事が1番目の焦点です。つまり体臭があっても、それなりのケアを行って、出来るのなら改善していきたいと思っているかどうか…前述の記事のように、本人は全く気付いていないそぶりをされると、周りの人は「なんでこっちが他人の臭いで苦しんでいるのに本人はノホホンとしている!」となってしまいますよね。

次に第二の焦点は、周りの人の反応に気付いていて、自分なりに精一杯の努力をしていても、それが正しいかどうかわからない…。例えば、強いワキガであれば正しい除去をしてくれる医師に相談することも一つですが、往々にして、会社内での体臭問題は、ワキガ臭が絡むケースは、全体の半分も無い。後は何かと言えば、追々お伝えしますが、ココではそういう努力が間違っていることがいかに多いかということだけ言っておきます。

対して、体臭を感応している側の問題、というか、そういう体臭問題が存在する会社組織側の問題もあります。上記の記事のように「会社は、それなりに注意している。あとは本人の自覚の問題」と、反応される側の気持ちを切り捨てて、勝手に我慢しておけ、という態度です。

確かに個人個人によって、嗅覚細胞の数は大きく違いますので、人によって第三者のニオイに気付く気付かないに開きがあります。また感性の問題もあり、ニオイに気付いていても気にしない人はあまり気にしない。但し、化学物質過敏症の人や呼吸に関わるアレルギーを持つ人にとっては、確かに生き死に、とまでは言いませんが、仕事を取るか、健康状態を取るか、の決断を迫られる問題です。だから「我慢せい!」と言い放つ会社は、そういう「過敏な体質」が確かに存在するということを知って、正しい対処をしないと、大問題になってきます。

実際、化学物質過敏症の人は日本中に100万人居ると言われており、鼻や呼吸器のアレルギーを持つ人は、全人口の数十%に達しています。対して、ワキガ臭を持つ人は全人口の5%以上、PATMの人は100万人以上、加齢臭のキツイ人だって中年以降で勘定すれば30%程度、更には過剰に香り製品(香水、柔軟剤、香り付き消臭スプレーなど)を使う人は…どれくらいなのでしょうか?

長くなりましたので、次回に続きます。ヤフコメ欄に寄せられた全国からの投稿を、ひとつひとつ検証していきたいと思います。

 

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