会社と体臭の関係 体臭の悩み

【スメルハラスメント】ヤフコメ欄から見える体臭の真実3

体臭問題で社会からの脱落…それを防ぐために

うちのユーザーさんのうちの何割かは、体臭の問題で会社を辞めたり学校に行かなくなったりと、悩みに押し出される形で、それまでの居場所から、自分自身の意思で出て行っています。こう書くと「本人の問題」と思われるのかも知れませんが、そこには「周りの反応」「周りの言葉」に傷つき、やむにやまれず独りぼっちの道を選んだという背景があります。

ニオイは自分自身ではよく分からない。しかし周りの人は自分の体臭について感づいている、何か言っている、嫌がっている。そんな気がする。

そう思ってしまうのは、体臭が強いとか弱いとかに関係がありません。本当に気にするべきでないのに、気にし過ぎる人もいれば、気にするべきなのに全く無頓着な人もいる。

社会の中で暮らしていくという事は、赤の他人とバランスを取って生きていかなければならない時もある。そこには相手側の立場もある、ということを、このヤフコメサイトの記事は教えてくれているような気がします。また投稿の中からの抜粋をいくつか。

 

どこかの会社では会社費用でワキガ手術をさせたというウワサ。そこまででなくても対処はしてほしい。

会社に必要とされているからなのか、それとも社長さんが偉大なのか…投稿者さんは言っています。私の周りにも、会社の風通しを良くするとか、労働環境を整える、とか、そういうことをおっしゃる社長さんがたくさんいます。人間関係、つまり、人となりや仕事の優劣への考え方という点で、社内環境を整えようと普通は考えます。勿論、それは正しい。

しかし、この投稿をした方は、「原始的な問題だから、無理なニオイはホントに無理。あと、人柄もある。すごく良い人なら許せるけど、ヤな人なら無理」と書いてます。人となりの前に、或いは判断基準のどこかに体臭問題が関わってくるということも、当たり前にある、ということを、経営者さんは知っておくべきですし、軋轢を未然に防ぐひとつの手立てが、体臭問題の解決だった、ということもあるかも知れません。

臭いと言っている方が悪い。さりげなく指摘するのが親切。席を変えて貰ったら?

こう言っている方は、次の文章でスグにそれを自己否定しています。しかし、このように考える上司は非常に多い。つまり我慢しろ、ということです。そんなに簡単にいかないのは、上司も分かっている。けれど、どうにも出来ないのも、真実。

この投稿者さんは、この後、「実際に仕事してみると、理屈は吹っ飛びます。指摘も出来ませんでした」と言っています。こちらは困っている当事者の素直な意見でしょう。

凄いニオイの子に注意したら「忙しくて靴下・下着を1週間変えていない」と言われた

それがワキガ臭なのか、汗のニオイなのか、衣類の蓄積臭なのか、PATM発祥のニオイなのか、足のニオイなのか、頭皮臭なのか、…単純に不潔にしているせいなのか?

私のような仕事をしていると判断は付きますが、普通はニオイだけでは判断付きませんよね。しかし見た目がキチンとしていてシャッキとしてバリバリ働いているような方で、1週間も下着や靴下を変えないという事は、あまり考えられません。この投稿者さんのように暫く様子を見て、それが着替えや入浴を疎かにしたことに起因すると思われる体臭は、割と言いやすいし、解決しやすいと思います。状況によっては、周りがやんわりと指摘することで解決する場合もあると思います。

卓上扇風機でニオイを追い返せば?

この投稿者さんは、続けて「費用は会社が出してくれないけれどね」と書いています。こういう態度だけは絶対にいけません。他にも黙って消臭剤をドカンと置くとか。或いは特定の人がかえって着た途端、不機嫌な顔で窓を全開にするとか。

本人の気持ちに立ったことがありますか? 仮に、その相手が精一杯努力をしているにも関わらず、体臭が改善しなかったとしたら、どれだけ悲しむでしょうか? どれだけ苦しむでしょうか? また、そういう態度は単なる嫌がらせとしか捉えて貰えず、当然人間関係などうまく行きっこないはず。多分「クサイ!」と直接言われるより、傷が深いと思います。優しさの欠片でも向ける気持ちがあったのなら、優しく、それとなく伝えることから始めて貰いたいと思います。それでも解決しないなら、私の所に相談に行くように伝えて下さい。

 

何ページも読み進めていくと、中には「体臭に悩む方」からの投稿もチラホラ出てきます。みんな悩んでいるんです。そして、自分なりに努力はしているんです。もちろん、全く気にしない人は、こんなところに投稿したりしないでしょうから、当事者でも気の弱い、迷惑をかけているという自覚のある方ばかりでしょうが…

そして私の所に相談しに来るユーザーさんも、押しなべて気持ちの優しい人ばかりです。曰く「周りの人に迷惑をかけているのが辛い」「私がいると社内の雰囲気が悪くなる」「それでも生きていかなければならないから、人目を忍ぶように過ごしている」等々。

みんな、優しい子ばかり… 私は、彼ら彼女らが社会から零れ落ちないように、精一杯の手を差し伸べているつもりです。しかし、体臭に悩まされない人生を勝ち取るかどうかは、自分自身の努力にかかっています。特にPATM等のように、そう簡単には解決しない問題を抱えている人は、改善の実感が掴めるまでに時間が掛かります。それでもひとつひとつ努力して、普通の、充実した人生をつかみ取りましょうね。

あれ、やっぱり私は、体臭を持っている側の味方、という結論になってしまいました。この話題は、ココまでとします。

 

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